プロカメラマンだからこそ残せる「先生と子ども」の姿。月1回の写真整理を「保育の振り返り」に活用し保育の質向上へ
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- カメラマン撮影プラン
- 先生撮影プラン
- 保育の質向上
- 業務負担軽減
お答えいただいた方子宝保育園 園長 田中先生
子宝保育園の紹介
愛知県にある子宝保育園様は、約10年前(2016年頃)より「はいチーズ!フォト」を導入いただいています。当初はプロカメラマンによる「カメラマン撮影プラン」のみでしたが、その後、先生方が撮影した日常の写真を販売する「先生撮影プラン」も併用されています。保護者の方々に保育園での様子を定期的に伝えるツールとしてご活用いただいている田中園長先生にお話を伺いました。(2026年3月現在)
はいチーズ!導入前はどのように写真の撮影や販売を行っていましたか?
導入以前は日常的な写真販売は行っておらず、行事の際に写真館さんに集合写真のみ撮影を依頼していました。日常写真は、先生方が記録用に撮影したものを卒園アルバム制作時にのみ使用していました。そのため、在園期間中は保護者の方が保育の様子を写真で見る機会は限られていました。また、職員にとっても、1年間撮りためた大量の写真を年度末や卒園アルバム制作時にまとめて整理・選定しなければならないことが、作業としての負担になっていました。さらに、先生が撮影する写真だけでは、どうしても子どもたちばかりが被写体となり、先生と子どもが一緒に過ごしている姿を残しにくいという課題もありました。
はいチーズ!導入を検討したきっかけは?
愛知県の私立保育連盟のイベント時にはいチーズ!がブース出展されていて、その際にサービスを知りました。その後、写真販売サービスの導入を検討することとなり、他社を含む3〜4社と比較検討を行いました。その中ではいチーズ!を選んだ決め手は、写真用紙の品質が一番良かった点と、販売価格を園側で自由に設定できた点です。また、当時の営業担当者の方の熱心で手厚いサポートがあったことも後押しとなり導入を決めました。
園で職員の方や保護者にスムーズに導入してもらうために行った工夫はありますか?
「先生プラン」導入当初は職員による写真のアップロード作業が加わり、慣れるまでに1年ほどかかりました。しかし、当時は園内で連絡帳アプリなどのICT化を並行して進めていた時期でもあり、そうした流れの中で写真の運用も定着させていきました。毎月の写真アップロード作業時間は「1年分の写真を年度末に整理する作業が月単位に分散された」と前向きに捉えることで徐々に現場に定着しました。また、保護者からは当初、より安価な写真サービスや動画販売を望む声もありましたが、それだけ写真を通して子どもたちの園での様子を見たいという関心が高まった結果だと前向きに受け止めました。全体的に保護者からも混乱や不安の声はありませんでした。
はいチーズ!フォト導入後、どのような効果がありましたか?
1. 「月1回の写真整理」が、「保育を振り返る時間」に
写真を毎月アップロードする際、直近1ヶ月の保育を写真で振り返る機会が生まれました。「子どもの身だしなみが崩れている」など保護者目線で気になる場面に気づき、写真を単に削除するのではなく、気になる姿をなくすよう職員間で話し合うようになりました。写真の整理から保育を振り返るこの時間が保育の質向上につながる振り返りの機会として機能するようになりました。
2. 多角的な写真活用と大幅な業務削減
写真は販売だけでなく、連絡帳アプリを通じた保護者への毎日の配信や、各行事終了後の写真付き報告書の作成、ホームページやSNSを用いた園児募集・職員採用など幅広く活用しています。手書きの連絡帳をアプリでの配信に切り替えたことで、連絡帳はその日の保育の様子をその日のうちに、写真つきでリアルに配信できるようになりました。ちなみに、手書きの連絡帳を書いていた時期は午睡中に1〜2時間かかっていましたが、連絡帳アプリになってから15〜20分にまで短縮されました。
3. プロならではの写真の価値と記録の大切さ
私自身はプライベートで写真をあまり撮りませんが、仕事として入園から卒園までの記録を写真で撮りためていくことの大切さは強く実感しています。特に、プロのカメラマンに撮影に入ってもらうことで、保育者が撮りづらい「保育者と子どもが一緒に写っている写真」や、プロならではの構図で残せることは、大きなメリットだと感じています。
はいチーズ!フォトの今後の活用について教えてください。
社会全体でプライバシーや子どもを取り巻く様々な問題への見方が厳しくなる中、写真を販売するサービスが今後どうなっていくのか見守っていきたいと思っています。常にサービスやシステムのアップデートを行いつつも、AIによる効率化だけに頼るのではなく、最後は必ず人の目による厳重な事前チェックで不適切な写真を排除する体制を敷いていると知り安心しました。現場の心配事もありますが、現状はそれを上回るメリットを感じており、今後も子どもたちの園での様子を保護者の皆様に安全にお届けしていきたいと考えています。